【聖天宮】コスプレ撮影ができる?日本にある台湾?実際に行ってみた!

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こんにちは、いらっしゃいませ。おもちブログへようこそ。

さて今回は、埼玉県にある台湾、五千頭の龍が昇る聖天宮について深掘りしていきます。大人気のコスプレ撮影に関することや、個人的なお気に入りポイントなども合わせて紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

五千頭の龍が昇る聖天宮とは?

五千頭の龍が昇る聖天宮(ごせんとうのりゅうがのぼるせいてんきゅう)※以下聖天宮 は、埼玉県西部、坂戸市にある台湾道教のお宮で、なんと国内最大。敷地面積約7,000坪!東武東上線・若葉駅からも近くアクセス抜群で、「日本にある台湾」や「埼玉の台湾」などと言われ観光地としても大人気です。

埼玉の田んぼ道の真ん中に突如現れる煌びやかな謎の建造物。西武地区に住まわれている方は目にしたことがあるかもしれません。その中にはどのような光景が広がっているのか…。気になります。一般公開もされているので、私も実際に行ってみました。感想なども含めて今回はこちらの聖天宮についてまとめていきます⭐︎(^^)⭐︎

聖天宮の歴史

聖天宮が埼玉県坂戸市に開宮したのは今から30年前(2025年1月現在)で、開宮に至るまで15年がかかりました。台湾で生まれ育った康國典大法師が授かったお告げによりこの地に聖天宮が建てられました。聖天宮の建設には建設のために来日した台湾の宮大工が携わりました。境内は、天門、前庭、鼓楼・鐘楼、中庭、行事場、客庁、本殿、寿金亭、外苑・休憩所の九つから構成されています。

本場台湾の宮大工さんを日本に呼び出し建設された聖天宮を実際に見ると、豪華絢爛な色彩と細やかな彫刻が圧倒的で、本当に台湾にいるような気がしました(゚ω゚)また、建設開始当時は現在の最寄駅である東武東上線若葉駅もなかったと言うことなので、より歴史を感じます…!

また、聖天宮は日本国内で一番大きなお宮です。日本国内には横浜関帝廟や横浜媽祖廟、長崎孔子廟など十数もの中華系道教のお宮がありますが、聖天宮はその中でも最大。敷地面積約7,000坪、建物幅は50メートル、高さは25メートルもあり、内部には台湾の職人により手作業で透かし彫りされた一枚石からなる5メートルの石柱など見どころが盛りだくさんで、スケールがとんでもないです。(横幅が長水路、高さが短水路、と想像したら規模感伝わりますでしょうか…)兎にも角にも、日本で一番大きい。すごいですよね。

聖天宮でコスプレ&撮影ができる?

はい、出来ます!

聖天宮が有名になったもう一つの理由として、「コスプレーヤー達の聖地化」があると思います。写真・動画撮影禁止の神社仏閣が増える中、聖天宮では豪華絢爛なお宮をロケ地として利用、コスプレ写真撮影ができます。個人利用だけでなく、CM撮影やドラマの撮影などに使われることもあるそうですよ。

ただしコスプレは予約制+利用料金あり(1人3000円、2人以上での利用)といくつか注意事項があるので、利用したいと言う方はぜひ聖天宮ホームページのコスプレ利用詳細をご覧ください!(コスプレ撮影の規約は毎月見直されているようです。連絡用のメールアドレスなども載っています)

コスプレ利用詳細ページはこちらをご覧ください!

聖天宮の「五千頭の龍」とは?

さて、五千頭の龍とは、聖天宮に存在する「龍の数」です。入り口の天門、石柱、天井や壁画など至る所に龍があしらわれており、その総数が五千頭なることから「五千頭の龍」と名が付けられています。

入り口にそびえ建つ黄金の「天門」と呼ばれる門がありますが、その門は日本の神社で例えると「鳥居」のような存在であり、道教のお宮には欠かせない門だそうです。

装飾に用いられている黄色、黄金などの色はもともと中国で「神様や皇帝の色」とされていた歴史があります。聖天宮でもその色が使われており、とても格の高い装飾ということが一目でわかります。また、鳳凰や獅子、象などの龍だけではない様々な動物も共に隙間なく緻密に彫られています。これらの龍や動物は全て台湾の宮職人によって手作業で彫られたもので、開宮に15年の月日を要したことにも納得のビジュアルです。

個人的お気に入りポイント

さて、ここからは実際に私が聖天宮を訪れ、いいな!と思った個人的お気に入りポイントをいくつかご紹介していきたいと思います( ´∀`)

おみくじ

一つ目はおみくじです。天門をくぐりすぐにある前殿で台湾式のおみくじを体験することができます。一般的な日本の神社仏閣のおみくじとは少し違います。台湾式のおみくじは、筊杯(jiao bei)と言う陰と陽を表す半月形の木片を二つ同時に床に落とし、落ちた組み合わせにより運勢が決まります。まず初めに男性用、女性用と分かれた筒の中に番号が書かれている竹の棒が数十本ありますのでそちらを一本選び引きます。そして自分の番号を確認し、次に神様に向かって今自分が引いた番号で良いのか、と言うことを尋ねながら木片を床に落とします。床に落とした木片が表と裏(陰と陽)に揃えばOK。もし陽と陽が出たら同じ番号で再度やり直しです。陰と陰が出た場合はもう一度棒を引き、番号を確認する所からやり直します。なぜ揃わないといけないのかと言うと、表裏(陰と陽)が揃うと、陽(始まり)と陰(終わり)が合致するのでOKです。簡単にまとめると、陰陽→OK、陽陽→もう一度、陰陰→まるっと最初からやり直し といった感じでしょうか。そしてOKが出たら最後に自分の番号の引き出しから内容が書かれた紙を取り出し、終了です。

かなり細かな決まりがあり、集中しすぎて最初に引いた棒の番号を忘れてしまいそうなのでそこは注意です。台湾式おみくじは持ち帰って家で読み直すと言うことが基本らしいので、台湾式おみくじを体験した記念にお家に持ち帰るのも良いかもしれませんね!(持って帰らない場合におみくじを結ぶスペースもあります。)

鼓楼と鐘楼

二つ目は鼓楼と鐘楼(ころう、しょうろう)です。前殿に陰陽の考えのもと、太陽が沈む西側と太陽が昇る東側に二つあります。西側(鼓楼)には太鼓があり、東側(鐘楼)には大きな鐘があります。もちろん登ることもできますが、毎日三時に太鼓が鳴るので、知らずに登ってしまうと驚くかもしれません。

前殿の左右にある鼓楼と鐘楼ですが、それぞれ独立した塔なので、一つ一つの龍や鳳凰など動物達の彫刻がより強調されていて美しかったです。皇帝の黄色の屋根瓦に赤色の支柱、屋根の上から天に顔を向ける緑色の龍たちの姿は圧巻です。

聖天宮の基本情報

聖天宮の参拝の際に必要な料金やアクセス方法についてまとめていきます。

料金

大人:500円(高校生以上)

中学生:250円(中学生のみでの拝観可能)

小学生以下:無料(大人の付き添いが必要)

障がい者:250円(写真付き手帳の提示が必要)同伴・介助者:250円(一名につき一名)

※当日窓口での現金支払いのみ、団体・各種割引あり。団体の場合は係員の空き次第で無料説明あり。

拝観時間

AM10:00~PM16:00

年中無休・年末年始も拝観可能

アクセス

住所:〒350-0209 埼玉県坂戸市塚越51-1

電話番号:049-281-1161

車でのアクセス:関越自動車道 鶴ヶ島IC・坂戸出口から3.5km、圏央自動車道 坂戸ICから1.5km

電車でのアクセス:東武東上線若葉駅(川越駅から下り線4つ目の駅)東口改札から2.3km 徒歩で30分程度

※若葉駅東口からバス・タクシーあり

東武バス・若葉駅発 若01(八幡団地行き)、若02(川越駅行き)、東坂03(東坂戸団地行き)バス乗車、戸宮交差点前下車徒歩三分。

東武バス・川越駅発 川越駅東口6番乗り場 若02、東坂03バス乗車、四十分程度

坂戸市内循環バス 聖天宮 下車、目の前

駐車場

無料駐車場あり(東側駐車場、西側駐車場)

普通自動車:120台

大型バス:10台

優先駐車場:2台(西側駐車場)

まとめ

最後にまとめです。

私は車で聖天宮を訪れました。参拝した日は土曜日ということもあり、想像以上にたくさんの人で賑わっていましたが、十分な数の駐車場がありましたので困ることはありませんでした。

最寄駅やレストラン、コンビニ等が聖天宮から少し離れていますが、聖天宮内部の休憩所に台湾の特産品(ケーキやタピオカミルクティー、汁なし坦々麺(インスタント)などがGETできる自動販売機が数台あったので、そこで買って休憩所で頂くのも良さそうです。

目的や状況により異なるとは思いますが、私は1時間半くらいで全ての施設を回れました。記念に写真を撮りながら回りましたが、それでもそのくらいでした。なので施設見学+ご参拝と言ったプランでしたら1〜2時間ほどあれば十分かなと思います( ´∀`)ただしコスプレの場合は準備時間等もあると思うので、利用時間も合わせて聖天宮に確認してみるのがオススメです。(コスプレで訪れる方も、撮影の前に一度参拝してみるのもありだと思います…!)

毎週土曜日には聖天宮の広場で早朝太極拳も行われているようです。(申込不要・無料)黄金に輝く圧倒的なスケールの台湾式お宮が日本で見れる場所は少ないので有意義で魅力的な時間を過ごせると思います。ぜひみなさまも日本にある台湾、五千頭の龍が昇る聖天宮を訪れてみてくださいね!

ではまた〜

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